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通常魔法
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上から[相手フィールドのカードの数]だけカードをめくり、お互いに確認する。その後、自分はめくったカードを好きな順番で全てデッキの上に戻すか、好きな順番で全てデッキの下に戻す。
《地層調査》には以下の特徴があります。
- 通常魔法
- デッキトップを操作するカード
相手フィールドのカードの数だけデッキトップからカードをめくり、お互いに確認する。その後、めくったカード全てを好きな順番でデッキトップかデッキボトムに戻す効果を持っています。
そんな《地層調査》ですが、こんな疑問を感じませんか?

《地層調査》ってどう使えばいいの?
相性の良いカードはあるのかなぁ?
こんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《地層調査》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

デッキトップを操作して必要なカードを引き寄せられるカード
使い方を知ってコンボ系のデッキを強化です!
目次
《地層調査》の使い方

《地層調査》はその効果によりデッキトップを操作し必要なカードを引きやすくするために使うのが主な使い方です。
めくったカードに必要なカードがあれば、次のドローで引けるよう並び替えデッキトップに戻すことで、ドローする効果を持つカードまたは次のターンのドローフェイズで引けるようになります。
デッキトップからめくったカードは好きな順番でデッキボトムに戻すことも可能で、めくったカードに必要なカードがなければ、デッキボトムに戻すことで次のターン以降に必要なカードを引ける確率が高くなりますね。
これらの理由から複数のカードを組み合わせたコンボを狙うようなデッキや、キーカードを早く引きたいデッキ、特定のカードを数種類手札に揃える必要がある【マキシマム召喚】デッキなどと相性が良いですね。
その他には墓地に送りたいカードをデッキトップに来るよう並び替え、デッキトップのカードを墓地に送る効果と組み合わせることで、墓地に送りたいカードを狙ってデッキから墓地に送れるようにもなります。
めくったカードはお互いに確認する必要があり、めくる枚数が多いほど相手に自分のデッキの情報をさらすことになります。
そのため、めくったカードにレジェンドカードが含まれていれば、そのカードを警戒され他のレジェンドカードへのケアの必要性を失すなど、相手にメリットに働いてしまうこともある点は要注意です。
またこのカードを採用する際は、このカード単体ではフィールドに干渉できないという点も考慮しなければいけませんね。
デッキトップを操作するカードとして同じ役割を持つ《穿撃竜バンカー・ストライク》と比較して以下の違いがあります。
- めくれる枚数が多い
- 効果発動までに必要な枚数が少ない
- フィールドに干渉できない
- めくったカードは全てデッキトップまたはデッキボトムに戻さなければならない
- 再利用できない
《穿撃竜バンカー・ストライク》は「相手フィールドのモンスターの数」によりデッキトップからめくれる枚数が決定するため、《地層調査》の方がデッキトップからめくれる枚数が多く、3枚程度なら安定してめくれます。
また通常魔法であるためカードの発動に他のカードが必要ない点も《地層調査》が優れていますね。
しかしモンスターでないため、フィールドに干渉することができず、《穿撃竜バンカー・ストライク》のように必要なカードは手札に温存し、必要のないカードはデッキボトムに戻すということはできません。
また必要なカードがあってもドローする効果を使わなければそのターン手札に加えることもできませんね。
それに加え《穿撃竜バンカー・ストライク》は《フェニックス・ドラゴン》で簡単に再利用することができます。
どちらにもメリット・デメリットがあり「デッキトップを操作するカード」としてみた場合は相互互換であるため、採用する際はこれらを考慮してどちらか片方もしくは両方を採用するかを決めたいですね。
《地層調査》と相性の良いカード
- 《魔将ヤメルーラ》
- 《火中の栗》
- 《ピーコック・ハイトロン》
《魔将ヤメルーラ》

効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 戦士族 / 攻2500 / 守2500
【条件】このカードを召喚したターンに、このカードの表示形式を変更して発動できる(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。
【効果】次の相手ターン終了時まで、このカードが表側表示の間、お互いはモンスター(レベル7以上)をアドバンス召喚できない。
《地層調査》の効果でデッキトップからめくれる数は相手フィールドのカードの数に依存します。
そこで《魔将ヤメルーラ》です。
《魔将ヤメルーラ》の効果で相手の最上級モンスターの召喚を封じることで、相手にモンスターのセットを強要することができます。
これにより相手が下級モンスターを3体セットすれば、《地層調査》でデッキトップからめくれるカードの数を最低でも3枚確保することができるようになりますね。

相手が魔法・罠カードをセットしてくれれば、めくる枚数はさらに増えますね
《火中の栗》

通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(戦士族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。この効果でモンスターが墓地へ送られた場合、自分フィールドの表側表示モンスター(戦士族)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで[この効果で墓地へ送られたモンスターのレベル]×300アップし、自分はその数値分のダメージを受ける。
《火中の栗》は戦士族の攻撃力を300~3000アップさせるカードですが、その数値はデッキトップのカードによって決定するため、ギャンブル性の強い効果であり不発してしまうこともあります。
そこで《地層調査》です。
《地層調査》であればデッキトップのカード操作することができるため、《火中の栗》発動前に使用することで、《火中の栗》の効果で墓地に送るカードを自分で選ぶことができるようになります。
これにより《火中の栗》の効果で受けるダメージもコントロールすることができ、《火中の栗》の欠点を補うことができています。
《地層調査》の効果でデッキからめくれるカードは相手に依存するため、めくったカードの中に自分の望むレベルのモンスターが存在するとは限りませんが、効果の成功確率はかなり上がりますね。
《ピーコック・ハイトロン》

効果モンスター
レベル5 / 光属性 / サイバース族 / 攻1600 / 守100
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがおらず、自分の墓地に「フェムトロン」がいる場合に発動できる。
【効果】自分フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分は2枚ドローする。その後、自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。
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《ピーコック・ハイトロン》は2枚ドローし、デッキトップから2枚墓地へ送る効果を持っています。
デッキに触れる枚数が多く、必要なカードがある場合は2枚ドローする効果により必要なカードを引く確率を上げることができます。
しかしドローするカードもデッキトップから墓地へ送るカードもランダムになってしまいますよね。
そこで《地層調査》です。
《地層調査》によりデッキトップを操作することにより、ドローしたいカードはデッキトップから1、2番目に、墓地に送りたいカードはデッキトップから3、4番目にすることで《ピーコック・ハイトロン》の効果でドローするカードとデッキトップから墓地へ送るカードを操作することができます。
もし《地層調査》でめくったカードに必要なカードがなくても、デッキボトムに戻した枚数分《ピーコック・ハイトロン》の効果でドローする確率は高くなりますし、いずれにしても《ピーコック・ハイトロン》とは相性が良いですね。
また《ピーコック・ハイトロン》は墓地に《フェムトロン》が必要ですが、《地層調査》の効果により、《フェムトロン》も引き込みやすくなりますね。
《地層調査》の収録情報

《地層調査》は2021年2月13日発売のデッキ改造パック「宿命のパワーデストラクション!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- ゴールドラッシュパック(スーパーレア)

- デッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション!!(レア)

《地層調査》のプチ情報
最後にデュエルとは関係のない《地層調査》に関するプチ情報もお届けします。
《地層調査》に登場するカード
ラッシュデュエル
OCG
《アイツ》

《コイツ》

《ソイツ》

《ドイツ》

《どぐう》

最後に
今回は《地層調査》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

デッキを掘って必要なカードがあるか調査できるカード名通りの効果を持つカードです!
デッキ構築をさらに楽しくさせるカードですね