な大亀
》

通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚した時に発動できる。
【効果】自分は2枚ドローする。
《強欲な大亀》には以下の特徴があります。
- 通常罠
- ドローするカード
相手モンスターの召喚時に2枚ドローする効果を持っています。
そんな《強欲な大亀》ですが、こんな疑問を感じませんか?

《強欲な大亀》ってどう使えばいいの?
相性の良いカードはあるのかなぁ?
こんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《強欲な大亀》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

自分のターンに5枚になるまでドローするので、一見、意味がなさそうなカード
癖はあるけどハマればそこそこやれるカードです
目次
《強欲な大亀》の使い方

ラッシュデュエルはドローフェイズに手札が5枚になるまでドローします。そのため一見、発動する意味がなさそうなカードです。
そこで使い方をまとめてみました。
- 相手ターンに発動するカードの手札コストを補う
- 相手ターンに手札が必要なカードをサポートする
- 手札事故をケアする
- 《邪影ダーク・ルーカー》対策に使う
1つ目は《激唱デモンズロック》などに見られる相手ターンに発動するカードの手札コストを補う使い方です。
例にあげた《激唱デモンズロック》の場合は、手札コストに悪魔族を2枚必要としています。
発動条件が被っているため相手の2回目の召喚時にしか《激唱デモンズロック》の効果は発動できませんが、《強欲な大亀》で悪魔族を2体引ければ1枚で2枚分の手札コストを補ったことになります。
手札コストの条件が緩くなくては補いきれない点は要注意です。
2つ目は《ドラゴン・エンカウント》などに見られる相手ターンに手札が必要なカードをサポートする使い方です。
《ドラゴン・エンカウント》は相手の召喚にあわせて手札のドラゴン族を特殊召喚するカードですが、最上級モンスターを特殊召喚することでその効果を最大限に活用することができます。
そこで《強欲な大亀》を発動することで、特殊召喚したいモンスターを引き込みやすくなり、効果を最大限に活かしやすくなります。
3つ目は手札事故をケアする使い方です。
上級・最上級モンスターなど手札を消費できない状態の場合、次のターンのドロー枚数は減り、手札を消費できないのにドローもできないという悪循環を引き起こしてしまいます。
そこで《強欲な大亀》です。
5枚の手札の内フィールドに召喚・発動・セットできるカードが《強欲な大亀》を含む2枚だとします。
召喚などができるカードは使用し《強欲な大亀》をセットした場合、手札は3枚になりますね。
そして相手ターンに《強欲な大亀》を発動した場合、手札が5枚になります。次のドローフェイズでは1枚はドローしなければならないため、返しの自分のターンでは手札が6枚になります。
本来であれば5枚までしか増えない手札が《強欲な大亀》によって6枚まで増加しました。こうやって手札事故のケアに使用することができます。
ちなみに使用できるカードが《強欲な大亀》のみの場合は、返しの自分のターンの手札は7枚になります。
4つ目は《邪影ダーク・ルーカー》対策として使う使い方です。
《邪影ダーク・ルーカー》は「相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊し、相手に1000ダメージを与え自身を手札に戻す効果」を持っています。
その効果の性質上《邪影ダーク・ルーカー》はほとんどの場合、攻撃表示で召喚されます。
自分のフィールドの魔法・罠カードが《強欲な大亀》のみの場合、《邪影ダーク・ルーカー》の召喚時に《強欲な大亀》を発動することで、自分フィールドの魔法・罠カードはなくすことができます。
これにより魔法・罠カードを破壊することができなくなった《邪影ダーク・ルーカー》は効果を発動できないため、フィールドに攻撃表示で居座らせることができます。
他のカードがなければ手札に戻ることはなく、そのままターンが帰ってくれば戦闘ダメージの確保にも使えますね。
その他にはデュエルが硬直した状態で無理矢理カードを引きに行くなどの使い方もできます。
使用状況は限られますが、カード名の通り状況を打開するために強欲に動くことができる効果になっていますね。
《強欲な大亀》の収録情報

少しは《強欲な大亀》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《強欲な大亀》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!(レア)

収録デッキ
- 最強バトルデッキ ルーク -ドラゴンズ・ドラゴンズ-(ノーマル)

- 最強バトルデッキ ネイル -マキシマムヘイブン-(ノーマル)

《強欲な大亀》のプチ情報
最後にデュエルとは関係のない《強欲な大亀》に関するプチ情報もお届けします。
遊戯王世界での《強欲な大亀》

遊戯王世界には《強欲な壺》《強欲な瓶》が存在します。
《強欲な大亀》はそれらの特徴を大きく受け継いでおり、まるで《強欲な壺》と《強欲な瓶》が合わさったような外見をしていますね。

それらとの関連性は不明ですが、遊戯王世界には壺や亀に関わるモンスターも多く登場するため、魂が宿ったのか改造により生まれたのかもしれません。

ちなみに左が《強欲な壺の精霊》で右が《瓶亀》よ
最後に
今回は《強欲な大亀》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
《強欲な大亀》を使ったデッキ構築の参考になれば幸いです。

単体では使い道の少ないコンボ系カードですね