
《ライトニング・ボルコンドル》ってどうやって使えばいいの?
使ってみたいけどどんなデッキに採用できるのかな…
相性の良いカードもあれば知りたい
この記事ではこういった疑問に答えます。
- 《ライトニング・ボルコンドル》の使い方
- 《ライトニング・ボルコンドル》を使ったデッキ構築案
- 《ライトニング・ボルコンドル》と相性の良いカード
- 《ライトニング・ボルコンドル》の収録情報
上手く使えれば効果絶大な《ライトニング・ボルコンドル》ですが、その効果は少し癖がありますね。
そこで今回は《ライトニング・ボルコンドル》の使い方、デッキ構築案、相性の良いカードを解説していきます。
目次
《ライトニング・ボルコンドル》の使い方

出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!
効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 鳥獣族 / 攻2200 / 守1000
【条件】手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】この効果の条件で墓地へ送ったモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドの全ての表側表示モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったモンスターのレベル]×300ダウンする。
主力にもサポーターにもなる
効果は自分の手札と相手フィールドのモンスターに依存しますが、相手モンスターの攻撃を下げることができます。
手札コストに使用したモンスターと、複数の相手モンスターの属性が一致していれば、複数の弱体化につながりますね。
この効果から主力モンスターとして使うことができる他、戦闘のサポートもできるカードです。

攻撃力は上級モンスターに突破されない数値(2200以上)であるため、最上級モンスターとして最低限のステータスは持っています
大会環境向き
カジュアルな環境で使うというよりは、仮想敵の属性が明確な大会環境に向いている効果だと思います。
現在の大会環境で多く採用されているモンスターの中で突破したいモンスターは、光属性の《青眼の白龍》《連撃竜ドラギアス》、闇属性の《魔将ヤメルーラ》《セブンスロード・マジシャン》と、属性が2つに絞られています。
これが大会環境に向いている理由です。
デッキ改造パック「驚愕のライトニングアタック!!」発売後には炎属性である《ビックリード・ドラゴン》と《フルメテオ・インパクト》が採用される可能性があります。
この点は後述する相性の良いカード《フェニックス・ドラゴン》で対応することができるため、デッキ構築によっては簡単に対応可能です。
大会環境に向いているとお話ししましたが、《ライトニング・ボルコンドル》は鳥獣族であるため、既存の環境デッキである【ドラゴン族】デッキや【魔法使い族】デッキとはサポートカードを共有できません。
そのことから大会環境でも採用できるか微妙という矛盾を抱えてしまっています。
採用する際にデメリットとなる部分もありますが、主力となるカードは複数枚採用されることが多いので、それらを同時に弱体化させれる点は強みです。
有利な状況を加速させるカードではあるため、使い勝手が悪いカードである点は頭に入れておきたいですね。
《ライトニング・ボルコンドル》と相性の良いカード
《ライトニング・ボルコンドル》は以下のカードと相性が良いです。
- 《属性変更弾》相手の属性を変更できるカード
- 《フェニックス・ドラゴン》墓地からモンスターをサルベージできるカード
ひとつずつ解説していきます。
《属性変更弾》相手の属性を変更できるカード

出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!
通常魔法
【条件】手札のモンスター1体を相手に見せて発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを3体まで選ぶ。このターン、そのモンスターの属性をこの効果の条件で見せたモンスターと同じ属性にする。
《ライトニング・ボルコンドル》の効果は手札コストにした属性のモンスター全ての攻撃力を下げる効果です。
そのため相手の属性を統一できる《属性変更弾》は相性が良いカードと言えます。
同じパックに収録されており、元々あわせて使うことを想定されたカードです。
コンボカードであり単体では機能しないため、事故の原因となってしまう点は注意が必要ですね。
《フェニックス・ドラゴン》墓地からモンスターを回収できるカード

効果モンスター
レベル2 / 炎属性 / ドラゴン族 / 攻500 / 守500
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル5以上/ドラゴン族)1体を選んで手札に加える。
《ライトニング・ボルコンドル》は手札コストにしたモンスターの属性を参照し、同じ属性の相手モンスターに効果を適用します。
《フェニックス・ドラゴン》のような「墓地からモンスターを回収できるカード」と組み合わせることで、手札コストにするモンスターの属性を自由に選択することができるようになります。
《フェニックス・ドラゴン》を例に墓地から回収できるモンスターを属性ごとにまとめました。
光属性
《連撃竜ドラギアス》《青眼の白龍》《ジャスティス・ドラゴン》
闇属性
《真紅眼の黒竜》《暗黒の竜騎士》
地属性
《ドラゴニック・スレイヤー》《グラビティ・プレス・ドラゴン》
炎属性
《ビックリード・ドラゴン》《火口の番竜》
《フェニックス・ドラゴン》自身は炎属性であるため、デッキ構築の際は炎属性モンスターの採用は抑えることができそうです。
《ライトニング・ボルコンドル》を使ったデッキ構築案
今回は《ライトニング・ボルコンドル》の効果と相性の良い《フェニックス・ドラゴン》を無理なく採用できる【ドラゴン族】デッキを考えてみました。

- メインデッキ:40枚
モンスター(30枚)
《レッサー・ドラゴン》× 1
《輝岩竜》× 3
《青眼の白龍》× 1
《ドラゴンズ・セットアッパー》× 3
《フェニックス・ドラゴン》× 3
《守護の竜魔導士》× 2
《イカズチのサンダー》× 3
《ツインエッジ・ドラゴン》× 3
《ドラゴンズ・アップセッター》× 3
《ジャスティス・ドラゴン》× 1
《ライトニング・ボルコンドル》× 3
《ドラゴニック・スレイヤー》× 1
《連撃竜ドラギアス》× 3
魔法カード(10枚)
《ドラゴニック・プレッシャー》× 3
《ハンマークラッシュ》× 3
《属性変更弾》× 1
《火竜の熱閃》× 3
罠カード(0枚)
デッキレシピの画像はカーナベル株式会社さんの「Deck Maker」を使用しています。
参考 Deck Maker (デッキメーカー) – スマホで簡単!デッキ作成
《ライトニング・ボルコンドル》主軸にするなら採用は2~3枚が良さそうです。
今回のデッキは《属性変更弾》を腐りにくくするため、3枚の採用にしています。
安定性を重視するなら《属性変更弾》は別のカードにしてもいいかもしれません。
《山》はデッキのモンスターのステータスを底上げしてくれるのでおすすめです。
闇属性モンスターを6枚採用しています。そのため《フェニックス・ドラゴン》でサルベージできる属性は光属性と地属性に絞りました。
汎用性を重視して《青眼の白龍》を採用しましたが《真紅眼の黒竜》と入れ替えることで《フェニックス・ドラゴン》で闇属性を用意することもできるようになります。
《ライトニング・ボルコンドル》の収録情報

《ライトニング・ボルコンドル》は2020年8月1日発売の「デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめておきます。
- デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!(ラッシュレア)
デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!|収録カードリスト【遊戯王ラッシュデュエル】
最後に
今回は《ライトニング・ボルコンドル》の使い方、デッキ構築案、相性の良いカードを解説しました。

相手の属性を参照するカードが登場すれば使いやすくなりそうなカードです
《風の子サイク》が登場すれば【魔法使い族】デッキでの活躍も見込めますね!