今回は2020年4月11日発売の「デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!」に収録された《ドラゴンズ・セットアッパー》を考察します。
目次
《ドラゴンズ・セットアッパー》の詳細情報

効果モンスター
レベル1 / 闇属性 / ドラゴン族 / 攻0 / 守1000
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の「ドラゴンズ・アップセッター」1体を選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。このターン、自分はモンスター(レベル6以下)で攻撃できない。
このカードがサポートするカード
《ドラゴンズ・アップセッター》

初登場したパックでともに収録された《クリボット》とは、アドバンス召喚を補助するという点で類似した効果を持っています。
同名カードで運用できる《クリボット》と比べて、相方の《ドラゴンズ・アップセッター》が必要です。
コンボカードとなっていますが、その分【ドラゴン族】デッキで使いやすいカードデザインになっています。
ステータスと効果を考察
最上級ドラゴン族を軸とするデッキでは必須の効果
自分フィールドに自身しか存在しないことを発動条件に、墓地の《ドラゴンズ・アップセッター》1体を蘇生する効果を持っています。
効果の性質上、劣勢でなければ使えない効果ですが、1体でアドバンス召喚のリリース2体分になることができ、展開を補助することができます。
上級モンスター2体のアドバンス召喚に使うことができますが、以下の注意が必要です。
効果の性質上《ドラゴニック・プレッシャー》とは好相性です。
手札に最上級モンスターが存在する場合、《ドラゴニック・プレッシャー》の効果でこのカードを蘇生し、2体のモンスターを用意することで、そのまま手札の最上級モンスターのアドバンス召喚につなげることができます。
最上級モンスターや他の蘇生したモンスターがいない場合でも、2体分の壁を用意できる点は優秀ですね。

ステータスは微妙な数値
最上級モンスターにつなげるデザインからか、戦闘に有効なステータスではありません。
攻撃力も0であるため、一時しのぎの壁かアドバンス召喚に利用することしかできませんね。
《ドラゴンズ・セットアッパー》専用サポートカード
《ドラゴンズ・アップセッター》

このカードを使用する主なデッキ
- 【ドラゴン族】
カードデザイン
カード名の由来
「セットアッパー」は野球における先発投手と抑え投手の間に投げる中継ぎのピッチャーのことを指す言葉です。
このカード自身も最上級モンスターへの中継ぎともいえる効果を持っていることから、この「セットアッパー」がカード名の由来になってると思われます。
「ドラゴンズ」はドラゴン族であり、《ドラゴンズ・アップセッター》とセットで使用するカードデザインからドラゴンの複数形「ドラゴンズ(Dragon’s)」が由来と思われます。
また野球に関連する用語であることからプロ野球チームの「中日ドラゴンズ」も元ネタに含まれていると思われます。
「ドラゴンズ+セットアッパー」で《ドラゴンズ・セットアッパー》になりますね。
収録パック

最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は《ドラゴンズ・セットアッパー》を考察しました。
《クリボット》とは比較される効果です。
どちらもメリット・デメリットがあるため、最上級モンスターを多く採用するデッキであれば両方採用してもいいかもしれませんね。

熱血キャラっぽいのがいい感じです!